3人の子供が陶磁器を積み上げた店の前に座っている。
店の奥で算盤を使っている少年は多分丁稚だろう。沢山の茶瓶と茶碗が写っている。軒下には大きな皿が並んでいるのが見える。
この写真は、F. ブリンクリー海軍大佐が編集した「Japan, Described and Illustrated by the Japanese」の中で取り上げられている。解説には「陶磁器店。日本の磁器は1600年頃、朝鮮の捕虜が齎したものに始まる。その種類は最も粗悪なものから最も洗練されたものまで多彩で、初心者を惑わす。瀬戸物類を売っている小さな店は何処にでもあり、商品の並べ方も洗練されていて、魅力的である。」とある。1
この写真は玉村康三郎(1856~1923?)の手許にあったものだが、撮影者は不詳。
脚注
1 Captain Brinkley, Frank (1897). Japan, Described and Illustrated by the Japanese, Shogun Edition. J B Millet Company.
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引用文献
ドゥイツ・キエルト()1890年代・瀬戸物店、オールド・フォト・ジャパン。2024年03月29日参照。(https://www.oldphotojapan.com/photos/179/setomonoten)
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写真番号:70613-0010
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